淵野辺駅南口の再開発について議論する有識者、市民による第7回検討会が9日、市役所本庁舎で開催され、オープンハウスなどで集めたアンケート結果が報告されたほか、公共施設を検討する上での基本指針、建物の制限にかかわる法規制について確認した。
はじめに、市が前回、委員に行った検討会の進め方などについてのアンケート結果や、検討会で出された解決すべき課題の整理を実施。その後、10月14日・15日に淵野辺駅周辺で行った、まちづくりの取り組みの紹介や鹿沼公園ほか周辺公共施設に関するアンケートの回答などを求めたオープンハウス、民間委託して行った市民アンケートの結果が示された。主なものとして、公園の現状維持や駐車の有料化を望む声のほか、施設の集約・複合化、様々なニーズに対応できる機能を施設に求める声などが紹介され、この結果を受け今後の検討課題、まちづくりの方向性が確認された。
その上で、次回検討する公共施設の在り方について、基本指針や具体的な法規制のポイントを明示。続いて基本的な建築上の制限などを学んだ後、2017年に市が発表した基本計画案での検討パターンの概要が参考として示された。今後、委員らは鹿沼公園の将来像はもとより、周辺公共施設について、パターンによる影響額(歳入と歳出の差額)なども考慮して検討していく見通し。有識者からは次回のグループワークの進め方について手順などに注文が出たほか、委員に対しては「それぞれがアイデアを出し、その中で可能かどうかを細かく議論していってほしい」といった要望も出された。
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