市は3月26日、友好都市関係を結んでいる中国・無錫(むしゃく)市から新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とする医療物資の支援を受けた。受け取った医療物資は市内の医療機関、高齢者施設、障害者施設での活用を検討している。
市は新型コロナの感染が急速に進んでいた中国の深刻な情勢に配慮し、1月30日にマスク1万枚、防護服220セットを無錫市に送っている。両市が感染者数などについてその後も連絡を取り合う中、現在、感染者全員が医療機関を退院してゼロになるなど感染状況が沈静化した無錫市から3月6日に支援の申し出があり、市が要望したところ、市の支援した数のおよそ倍にあたるマスク2万枚と防護服500枚が送られた。市は感謝の意を伝えている。
無錫市との友好都市関係は今年で35周年となるため、今秋には交流事業の一環として、職員らが相互に市を訪問する予定になっている。担当課では35年の交流の歴史を踏まえた上で、「培われた友好関係に基づいた支援であることを改めて認識しています」とし、「大変な状況の中で支援してくれたことに感謝しています」と話している。
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