地域の経済人による異業種交流会「メンバーズ21」(尾作晃代表幹事)の2021年度の定期総会が22日、市民会館で開かれた。
総会には、会員24人のうち13人が出席。新型コロナウイルス感染防止対策として、オンラインも併用して実施された。
冒頭、尾作代表幹事がオイルショックや金融破綻、リーマンショックなど過去の経済危機を例にとりながら、コロナ禍で多くの企業が厳しい経営を迫られている現状に言及し、「異業種交流会としては会社の存続が一番大切なこと。停滞してしまうということは、人間にとっての血液と同じで立ち止まれば生命を失ってしまうということ。会としては立ち止まるわけにはいかない。この難局を、このメンバーであれば乗り越えていけると確信している」とあいさつ。総会は20年度の事業・決算報告や次年度計画、予算審議などすべての議題が可決され、役員は尾作代表幹事を含む8人が全員留任となった。
同会は、市内や近隣地域で事業を営む30歳以上の経済人が、情報交換や相互研鑽などを目的に交流を図る場として1989年に発足。月1度の例会では産官学の有識者を招き勉強会などを開いている。今年はコロナの影響で2月以降集まることができず、総会や今後の活動を見据えて9月例会で初めてオンラインを活用した講習会を行った。
総会後、尾作代表幹事は「異業種交流会として、経済で地域に貢献していきたい」と語った。
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