上溝の伝統行事のひとつ、新春恒例「溝のだるま市」(上溝商店街振興組合主催)が11日、上溝商店街中央駐車場などで行われた。夏祭りや酉の市とともに、上溝で大切に継承されてきた催しで1989年に復活して以来、今年で33回目。コロナ感染防止対策を十分に行い、飲食禁止など、一部制限を設けての開催となった。
例年は威勢の良い掛け声や観覧者の笑顔に包まれる会場も、ひっそりと静かな雰囲気に。夕刻には1年間の勤めを終えただるまを供養する「お焚き上げ」が行われ、来場者は燃えるだるまを前に静かに手を合わせていた。主催者を代表してあいさつに立った、上溝商店街振興組合の鈴木崇之理事長は「さまざまな感染防止対策を行いながらも、だるま市を開催できて大変うれしく思う。皆様の無病息災、災難厄除、商売繁盛、そして一日も早いコロナ収束をお祈りします」と述べた。
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