県が部活動の活性化につながる取り組みを行った学校や個人を表彰する「かながわ部活ドリーム大賞」がこのほど発表され、相模原弥栄高校(伊原伸一郎校長)がグランプリを受賞した。
同校がグランプリを受賞するのは前身の弥栄高校が受賞した2013年度以来7年ぶり3度目で、18年度から2年連続で準グランプリだった。
今年度はグランプリ以外にもスポーツ賞と文化賞を受賞したほか、女子バスケットボール部がアクティブ賞に。加えてキャプテン賞やメンバーシップ賞などの個人表彰の6部門でも賞を獲得し、計9部門で同校の名が輝いた。文化部・運動部ともに大会などでの活躍はもとより、近隣の弥栄小・中学校との交流活動や、公民館や自治会の行事に参加するなどの地域連携を積極的に行っていることが評価された。
伊原校長は「統合後4月に開校してから行事の縮小などがあったが、生徒の発表の場を設けたいという気持ちで感染対策を徹底して文化祭や発表会なども実施してきた。集大成の結果、受賞させていただいたことは非常に感激」と話している。