M.Tボクシングジム(緑区西橋本)に所属するボクサーが、路上を走る練習時にビブスを着て犯罪を抑止する「防犯ロードワーク」に取り組んでいる。
防犯ロードワークは、2018年に日本プロボクシング協会と全国防犯協会連合会が協定を結び、今年度から県内9団体を含む61カ所のジムが協力している。7月15日には同ジムを含む県内5つのボクシングジムが、県警本部で行われたビブス贈呈式に出席。県警と県防犯協会連合会から専用ビブスを受け取った。
これを受けM.Tジムのボクサーが7月18日、ビブスを身にまとい、城山湖周辺をランニング。WBO世界フライ級チャンピオンの中谷潤人選手ら5人が、走り込みで汗を流しながら、周囲に目を光らせた。
同ジムの村野健マネージャーは、「ビブスを着た選手が目に付くだけでも犯罪抑止に効果があると思う。地域に役立てるよう、引き続き頑張っていきたい」と話した。
なお、中谷選手は9月10日(日本時間11日)に同級1位のアンヘル・アコスタ選手(プエルトリコ)と米国アリゾナ州で初防衛戦を行うことが決まっており、8月中の渡米に向けて現在、準備を進めている。
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