感謝状を受け取る細野局長（右）と森元署長
特殊詐欺の被害を未然に防いだとして相模原警察署（森元博署長）は７月16日、淵野辺郵便局（細野浩保局長）に感謝状を贈呈した。
同局には７月７日、高額の貯金を引き出したいという85歳の女性が来店。窓口で対応した職員が用途を尋ねたところ、特殊詐欺でよく使用される手口の「葬儀費用」だったため、細野局長が葬儀の日程や式場の場所、家族の連絡先などを確認したところ女性は答えなかった。不審に思った細野局長が同署に通報。その後、警察の調べで特殊詐欺であることが判明した。
細野局長は「地域のお客様を守ることは局長の使命。今回１人のお客様を守れてほっとしている。これからも全力で職務にあたりたい」と話した。生活安全第一課の加藤智也課長は「あらゆる職種の方に関心を持ってもらえれば特殊詐欺は阻止できる」と話し、今後の協力も呼びかけた。
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