さがみはら中央区 教育
公開日:2021.12.16
英語ディベート 県で優勝
相模原高校が2年ぶり
県立相模原高校の英語ディベート部2年の高橋沙綾(さや)さん、内山琴子(ことね)さん、齋藤あいりさんが10月に行われた「PDA神奈川県高校生即興型英語ディベート交流大会」で、優勝にあたる「チーム賞」に輝いた。
同大会では、3対3に分かれてチーム戦でディベートを行う。社会、政治、国際問題など多岐にわたる論題に対し、肯定と否定に分かれ、各々が第三者を説得する議論を英語で展開し、その内容や表現などによって勝敗が決まる。
同部は2019年にも同大会で優勝したが、連覇をかけた昨年は5位と悔しい結果だった。リベンジに燃え、「気合を入れて臨んだ」という3人。大会はコロナ下のためリモートで行われ、第1、2試合は危なげなく勝ち上がるものの、柏陽高校との第3試合では互いに一歩も譲らない接戦に。審判員のジャッジは僅差で同校に上がり、優勝を勝ち取った。加えて、大会を通じて有効な意義を唱えたプレーヤーに贈られる「POI賞」に内山さんと齋藤さんが選ばれ、齋藤さんは最も優秀な討議をしたとして「ベストディベータ―賞」にも輝いた。
部長を務める高橋さんは「プレッシャーもあったが、優勝できてよかった。指導してくれた先輩たちにも感謝」と笑顔を見せた。顧問の林弘一教諭は「生徒の日頃の努力の成果の賜物」と称賛した。12月25日からの全国大会に出場する予定。3人は「部としては最高位のベスト8をめざす」と意気込んだ。
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