光明学園相模原高校(南区当麻)空手部の齋藤梨寿嬉(りずき)さん(3年)が10月26日からトルコで開催された世界選手権のジュニアの部で優勝した。同部からは小山呼汰朗さん(3年)が12月16日からウズベキスタンで開催されるアジア選手権のジュニア日本代表として出場が決まっており、世界にその強さを発信する活躍が続く。
スピードで圧倒
2人は4月の選考会でジュニア(16〜17歳)の日本代表に選ばれた。
初めて海外の大会に臨んだ齋藤さんは「日本=空手」という負けられないプレッシャーを感じつつも、いつも通りの演武を披露。世界一に輝いたことに「安心した」と頬を緩ませた。
5つ上の兄の影響で5歳から始めた空手。小中学校時代に何度も全国優勝を果たした齋藤さんは、さらなる高みを求めて光明学園に入学。高校では身体の使い方などを一から鍛え直し、スピードや跳躍力に磨きをかけた。「辛いこともあったが世界一を達成でき、良かった」と振り返った。
力強い型が武器
同じく初めて海外の大会に臨む小山さんは「ワクワクしている」と声を弾ませる。アジア選手権では憧れの選手で東京五輪金メダリストの喜友名諒さんと同じ型で挑む。
同じ保育園に通う女の子を守りたい、と5歳で始めた空手。高校では下半身強化で持ち味のパワーに磨きをかけてきた。「きつかったが結果を残すため頑張ってきた」と高校時代を「アジアNo.1」の称号を手に締めくくる。
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