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さがみはら中央区 社会

公開日:2023.05.04

緑産(株)
市に寄付で紺綬褒章
SDGs推進

  • 小菅社長(右)と本村賢太郎市長=市みんなのSDGs推進課提供

 相模原市に対して1000万円の寄付を行った緑産株式会社(小菅勝治代表取締役社長)が紺綬褒章を受章し、4月4日、市役所で伝達式が行われた。紺綬褒章は、私財の寄付など公益のために貢献した人や団体に対し、国が授与するもの。

 田名に本社を構える同社は、持続可能な社会の実現に向けて、農業機械の開発・製造販売や生物資源エネルギーに関する事業を展開している。2021年には「さがみはらSDGsパートナー」に登録し、「環境保全や再生可能エネルギーなどの分野に役立てられれば。市がSDGs推進活動を継続していけるよう支援していきたい」と昨年から寄付を行っている。

 資源循環を生み出す環境および農業機械システムの提供によって、持続可能な社会づくりに取り組み、今年で設立55年目となる同社。未利用木質物から電気や熱を得る「木質バイオマス燃料」、牛のふん尿を肥料に加工する循環農法、乳生産量を高める飼料作りなどの普及に努めている。現在は、コロナ禍での需要減少や、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う飼料高騰の影響を受ける、酪農業への支援にも力を入れている。小菅社長は「今後も環境と経済の両立、自然との共存をテーマに、より一層社会の役に立つ事業を展開していきたい」と抱負を語った。

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