さがみはら中央区 政治
公開日:2023.06.01
新人議員の横顔【3】
豊かな国際経験
萩生田康治さん(自民党)
本連載では、4月に行われた統一地方選挙で中央区から当選した新人議員のプライベートな横顔を紹介します。
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地元淵野辺の駅南口周辺再整備について、商店会の会長(当時)として児童館の館長として、何度も会合に参加してきた。ただ、当然だがそこでの発言は「一市民の意見」に留まる。「もっと入り込んでまちづくりに貢献したい」。そう思ったのが市議を志したきっかけだ。
明治時代から続く呉服店を営む。今はなかなか少なくなった業種で、「絶滅危惧種」と自虐しながらも海外からの需要に応えている。「渋谷からわざわざ訪れる海外観光客もいる」。都内での集まりには和装で出かけ周囲にアピールするなど、その文化の継承に強い使命感を抱く。
40代になると健康のためランニングを開始。「今日も朝、走ってきました」。ここ数年はトライアスロンに挑戦。体力には自信がある。
高校生の時は語学留学でアメリカに、社会人になると青年海外協力隊でモンゴルに、そしてボランティアでバルセロナ五輪に参加も。政治家への道はそのような国際経験も大きな影響を与えた。最も印象的だったのは、モンゴルで民主化運動を目の当たりにしたこと。「政治がしっかりしないと、市民が被害を受ける」。その「しっかり」のために、「意見を聞くこと」に注力する考えだ。
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