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さがみはら中央区 スポーツ

公開日:2023.06.08

中谷選手
「応援がパワーに」
ホームタウンアスリート認定

  • 認定式で本村市長から表彰された中谷選手(右)

  • ラスベガスでの試合で身につけたガウンやグローブ。トランクスには自らの提案で「潤水都市さがみはら」のロゴも。

 相模原市緑区在住のプロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者、中谷潤人選手(M・Tボクシングジム)が6月1日、「相模原市ホームタウンアスリート」に認定された。この日、市役所本庁舎で認定式があり、本村賢太郎市長から認定証が手渡された。F1ドライバーの角田裕毅選手に続いて2人目。

 中谷選手は16歳の時、緑区内にあるM・Tボクシングジムに入門するため、三重県から転居。2015年にプロデビューし、これまでの戦績は25戦全勝(19KO)。「モンスター」こと、世界3階級制覇王者の井上尚弥選手に続く「ネクストモンスター」と称され、世界でも大きな注目を集めている。

 5月20日(日本時間21日)には本場・米ラスベガスで元WBA世界同級王者アンドリュー・モロニー選手とのWBO世界同級王座決定戦に臨み、最終12回に強烈な左フックで劇的なKO勝利を収め、会場を沸かせた。WBO世界フライ級に続き、世界2階級制覇を成し遂げた。

 この日の認定式は、数多くのファンや市民、行政職員、議員、報道陣が詰めかける中、中谷選手は紺色のスーツ姿で登場。本村市長から認定証と楯を手渡され、「無事に2階級制覇することができ、ベルトを相模原に持ち帰ってきた。さらに上を目指して頑張っていきたい」とあいさつ。

 本村市長は「相模原で心身ともに鍛えていただき、もっともっと強いボクサーになってもらいたい。72万市民の誇りでもあり、行政も議会も市民も相模原がワンチームとなって応援していきたい」と話し、今後のさらなる活躍を期待した。

 ファンからの質問に中谷選手が答える場面もあり、一つひとつ丁寧に答えていた。地元相模原のファンや支援者には「相模原から現地ラスベガスに応援に来てくれたり、試合後にメッセージを頂いたりと、皆さんの応援がパワーになりました。これからも応援よろしくお願いします」と話した。

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