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さがみはら中央区 社会

公開日:2023.08.24

相模原納涼花火大会
あさって26日「50回」感謝を込めて
相模川に1万発 あの煙火店も 

  • 過去開催時の様子=大会公式ホームページより

  • 左から実行委員会の山崎富美雄さん、代田修さん、本村賢太郎市長、実行委員会の久野さん、永保敏伸さん。8月8日、市長表敬訪問

  • 花火大会のチケット

 相模川高田橋上流(水郷田名)を会場にこの夏も相模原納涼花火大会=画像=が開催される。日時はあさって8月26日(土)午後7時(8時30分終了予定)。1971年に始まった大会は今年、節目となる「50回」を迎える。地元の事業者、自治会員らからなる主催の実行委員会は「さまざまな工夫を凝らしています。大いに盛り上げ、皆さんの思い出に残る1日にしたい」と意気込んでいる。

 花火の打ち上げ発数はおよそ1万発。プログラムは1部が地元のファイアート神奈川、山田花火店、相模煙火店、2部が磯谷煙火店(愛知県)となる。磯谷煙火店は130年以上の歴史を持ち、長く全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県)に参加する「実力派」。グランドフィナーレは相模原花火師3社合同で、さらに光と音のパフォーマンスも用意されている。

なぜ有料か

 大会は前回から本格的に「有料」となった。実行委員会は今年も市民協賛エリア(有料観覧エリア)を設け、来場者が「より良い環境」で観賞できることに力を入れている。一方、全国でさまざまな花火大会が行われる中、中止を余儀なくされるところもある。「警備費の増加や物価高騰でこれまでのやり方ではどうしても開催が難しい。有料については理解をいただきたい」と久野新一実行委員長は話している。

店頭販売も

 7月に販売を開始した市民協賛エリアのチケットは高額なものから完売となっており、残ったチケットはあす25日(金)午後11時59分まで楽天チケットなどのプレイガイドで取り扱う。コンビニでも購入が可能。店頭では中央区横山の中村書店、南区相模大野のサガミックス(ボーノ相模大野3階)で販売している。いずれも売り切れ次第、販売終了となる。

 その市民協賛エリアのチケットは1人3000円となる。市民の間では「金額は妥当か?」という意見もあるという。参考までに相模原と同様に1万発規模の近隣で行われる花火大会をみると、小田原は1人3000円、厚木は2人シート6000円。茅ヶ崎はペア5000円だが、花火は2000発だ。なお同エリアの近くに設けられるステージでは、午後1時から7時まで多くのショーが予定されている=関連記事あり。

当日券、駐車券は?

 当日券は前売り券の販売が予定枚数に達しない場合のみ、販売される。予定価格は3500円。会場でのみ取り扱い、現金のみでの販売となる。

 車での来場は駐車券付きのチケットを購入した人のみ可能となる。当日の受付は行わない。周辺道路は当日、大変な混雑が予想される。淵野辺駅から会場までの路線バスは通常およそ30分だが、当日は2時間以上かかるとされる。

順延、中止について

 荒天や相模川が増水した場合は翌27日(日)に順延。27日も開催できない場合は中止となる。順延の場合は26日正午、中止の場合は27日正午、ひばり放送で周知される。

 「50回を迎えるこの花火大会は、おかげさまで県下有数の規模を誇り、相模原を代表する観光行事となりました。今回はこれまでの感謝を込めてお届けいたします。相模川の夜空いっぱいに広がる光と音の饗宴を心ゆくまでお楽しみください」(久野実行委員長)

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