さがみはら中央区 教育
公開日:2023.10.05
富士見小
「公園にごみ 捨てないで」
5年生が呼びかけ
市立富士見小学校5年1組の児童たちが総合学習の授業を活用して週に1度、市立中央公園の清掃を行っている。ごみが散乱していることに気づき、5月下旬から続けているという。「公園にごみを捨てないで」と呼びかけている。
ごみ拾いを通じて地域活性化を図ることが活動の最終目的。公園の利用者を増やして人目を増やすことで、ポイ捨てや不審者を減らす狙いもある。
夏休み前には同校と中央小学校、中央中学校の3校でアンケートを実施したり、掲示物を作成したりとポイ捨て禁止を呼びかけた。結果、休み明けのごみ拾いではこれまでより玩具のごみが減ったという。ただ依然としてタバコの吸い殻や空き缶があり、「大人の皆さん、自分勝手になっていませんか」と疑問を投げかけている。
児童は活動のゴールについて「ごみが減ったら、中央公園でみんなが楽しめるようなイベントを開いて盛り上げたい」「大人たちももっと中央公園に来てほしい」と話した。
今後は、中央公民館で実際に拾ったごみを使った展示を行う予定。
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