自分がすすめる「推しの1冊」を紹介し合い、聴衆がどの本を読みたくなったか投票で決める知的書評合戦「ビブリオバトル」が11月10日、鹿沼台の相模原市立図書館で開かれた。
6人がエントリーしたこの日のテーマは「アオハル(青春)本」。相模女子大学や青山学院大学の学生に加え、2022年の「サガミハラエッジ芸人バトル」を制したお笑いトリオ「青色1号」の榎本淳さんらが工夫を凝らしながら「推し本」を5分の持ち時間でプレゼンした後、3分間の質問を受けた。
全ての発表が終わった後、聴衆の挙手により「チャンプ本」に選ばれたのは、青山学院大学に通う坪内志歩さんが紹介した『青くて痛くて脆い』(住野よる/著)。傷つくことの痛みと青春の残酷さを描ききった住野よるさんの代表作を推し、僅差でチャンプに選出された坪内さんは「ほかの人の発表が素晴らしかったので、自分がチャンプ本に選ばれてびっくりしました。チャンプ本に選ばれて嬉しいです」と話した。
この日、参加者が紹介した本は以下の通り。▽『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(汐見夏衛/著)▽『涼宮ハルヒの憂鬱』(谷川流/著)▽『青年のための読書クラブ』(桜庭一樹/著)▽『ハイキュー‼ショーセツバン‼1』(古舘春一/原作・星希代子/著)▽『青くて痛くて脆い』(住野よる/著)▽『サクリファイス』(近藤史恵/著)
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