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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.08.09

柱サボテンの花 堂々開花
中央5丁目 植木さん宅の庭で

 中央5丁目の植木瑞代さん(81)・克彦さん(84)夫婦が暮らす自宅の庭に植わっているサボテンが花を咲かせた。

直径20センチ一夜限りの花

 直径20センチほどの花を咲かせているのは柱のような形をした「柱サボテン」。夜の間に咲き、朝には萎んでしまう「一夜限りの花」として知られる。

 30年ほど前に鉢植えのサボテンを譲り受けた。庭でさまざまな樹木を育てる瑞代さんだが「面倒が見切れない」と地植えにした。するとサボテンはグングン育ち、今では5メートルほどにまで成長。「肥料もやることなく自然任せ。手がかからず強いですよね」と瑞代さんは立派に育った柱サボテンに目を向ける。

 数年前から花が咲くようになった。夜8時過ぎに蕾が開き、純白の花びらとピンクのグラデーションがかった萼が特徴的な花を咲かせる。翌朝6時前には萎んでしまうという。

 「良くぞ咲いてくれた。放っておいてごめんね――という感じ」と克彦さん。「サボテンといったら荒野の暑い地域に育つイメージ。温暖化の影響なのかな」と話した。

 蕾はまだ100個近くある。毎日咲くわけではないが、蕾の膨らみ具合でその夜の開花が分かるようになってきた。

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