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さがみはら中央区 教育

公開日:2025.08.21

児童が起業体験
アリオ橋本で商品販売も

  • アリオ橋本で販売を行う児童(写真=SIC提供)

 小学5・6年生の児童が起業体験を行う「さがみはら子どもアントレ」が8月5・8・9・10日の4日間行われ、最終日にはアリオ橋本(緑区大山町)で商品の販売会が行われた。主催は同事業実行委員会(南篤史委員長)。運営・進行は公募で集まった大学生が担当した。

 アントレとは「起業家」を意味する言葉。子どもたちが初めて出会った仲間たちと会社設立、事業計画書の作成、資金調達、仕入れ製造、販売、決算という一連のプロセスを体験できる取り組み。お金やチームワークの大切さを学んでもらおうと2001年から開催されている。今年も48人の児童が集まり、大人さながらの起業プロセスを体験をした。南委員長は「このプログラムを通じて、稼ぐことの難しさを体感しながら、失敗を恐れずに挑戦して仕事をするということについて学んでほしい」と話す。

 6人一組の班に大学生が1人加わり、合計8の会社を設立。初めて会う人とのコミュニケーションに戸惑いながらも、役職の任命や販売する商品の選定、疑似の銀行への融資交渉など実際の会社と同様の体験に力を合わせて取り組んだ。体験最終日の10日には、アリオ橋本1階で販売会を実施。多くの来場客でにぎわう中、それぞれが店頭での販促に努め、全社完売となった。参加した児童からは「皆と努力と協力で苦手だと感じたこともやり遂げることができた」などの感想が聞かれた。

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