さがみはら中央区 教育
公開日:2025.08.21
共和キッズ吹奏楽団
4年連続の最優秀賞
9月に東関東大会進出へ
共和小学校の児童を中心に活動する「共和キッズ吹奏楽団」が7月、第74回神奈川県吹奏楽コンクール(主催/神奈川県吹奏楽連盟・朝日新聞社)小学生の部に出場し金賞と最優秀賞にあたる朝日新聞社賞を獲得した。
共和小学校として出場してきた昨年までを含めて4年連続の朝日新聞社賞受賞。9月14日に栃木県内で行われる東関東吹奏楽コンクールへ出場する。
同楽団には3〜6年生の児童36人が所属している。コンクールメンバー24人で県大会に臨み、ソロパートがあり個々のスキルが発揮できると選曲された「鳴り響く鐘の呼び声〜二つの鐘、二つの運命」(加藤大輝作曲)を熱演した。例年に比べて6年生が少なく不安が残る中でのコンクールだったが、「これまでで一番良い演奏ができた」と児玉理路団長(6年)が振り返った。
児童や指導者、保護者が固唾をのむ中、迎えた審査結果発表。目標としていたW受賞がホールに響くと関係者は歓喜に包まれた。緊張感から解放されたのか、涙を流す児童もいたという。
学校の柔軟対応
メンバーを率いる児玉さんは2年前に北海道から相模原市内に引っ越してきた。父がチューバ、母がトロンボーン、兄はトランペット、姉はホルンの担い手として活躍する音楽一家に生まれ、音楽は身近な存在で、北海道時代も吹奏楽に興じてきた。
転入した大野台小学校には吹奏楽団がなかったため、共和小学校の吹奏楽団に掛け合い練習に参加してきた。しかし、学校単位で出場する大会ではステージに立つことができなかったという。
6年生になり団長に就いた児玉さんもステージに立てるよう、学校関係者らが柔軟に対応し特例的に「キッズ吹奏楽団」として出場する形をとった。
金管楽器の一種で吹奏楽で中低音域を担う楽器・ユーフォニアムを担当する児玉さん。今コンクールでは通常、ピッコロで奏でるソロ部分をユーフォニアムで演奏するなど高い能力を発揮した。
楽団が4年連続で最優秀賞を獲得し、児玉さんは「音程を極めることと、気持ちを曲に乗せることが課題。観客を楽しませる演奏をして、金賞を獲得したい」と次のステージへ向け意気込みを口にした。
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