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公開日:2025.09.25

渕野辺総合病院医療レポート㉓
分娩終了後に注力することは
産婦人科 袖本 武男医師

 医療法人社団相和会・渕野辺総合病院は1954年に開院して以来、「地域の中核病院」として地元と歩みを共にしている。産婦人科が今年12月20日で分娩の取り扱いを終了するというが、地域住民は今後どのような医療を受けられるのか、同科部長の袖本武男医師に話を聞いた。

地域課題に貢献

 袖本医師によると、相模原では、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの良性の病気で手術が必要となった場合に、負担の少ない内視鏡手術が受けられる病院が不足しているという。「良性婦人科疾患は経過観察や薬による治療が可能なことが多いですが、症状や大きさによっては手術が必要になります。その場合は開腹手術と、腹腔鏡や子宮鏡という内視鏡手術がありますが、当院では積極的に内視鏡手術を行っております」。腹腔鏡手術や子宮鏡手術についての経験が豊富な病院として地域に貢献する考え。

40・50代の悩み

 閉経の時期を挟んだ前後10年間(45〜55歳頃の場合が多い)「更年期」の症状にも引き続き注力する。「更年期障害は一般に思われている以上に多いです」と袖本医師。女性ホルモンが少なくなり、思春期と並んで体が大きく変化する更年期は健康に一層注意を払う必要がある。

 袖本医師は「女性ホルモンは体のさまざまなところに関係するため、内科や精神科で改善せずに婦人科で解決するケースも多い。お悩みの方は婦人科も選択肢に入れてみてください」と話す。

医療法人社団相和会 渕野辺総合病院

神奈川県相模原市中央区淵野辺3丁目2番8号

TEL:042-754-2222

https://www.sowa-kai.jp/fuchinobe/

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