さがみはら中央区 教育
公開日:2025.10.02
市P連
地域連携の在り方 模索
コミュニティスクールを議論
相模原市PTA連絡協議会(松本公美会長)の代表者会が9月18日、相模原教育会館で開催された。各地域のPTAの代表者や小中学校の校長、教育委員会の職員など約150人が参加。2029年に市内全校で実施予定のコミュニティスクールや地域学校協働活動推進員などについて議論を交わした。
コミュニティスクールとは、校長のほかに保護者や地域住民、有識者で構成された学校運営協議会を設置し学校運営を行っていく仕組みのこと。この制度により教職員だけでなく地域の大人や企業が学校運営に関わりやすくなり、地域と連携した教育活動の充実が図られる。現在市内では24校で導入されている。18年から導入している鹿島台小学校(南区上鶴間本町)では、同制度を活用して運動会の事前準備を休み時間に実施し、地域の大人と児童の接触の機会を作るなどの取り組みを行っている。市学校教育課の藤原啓さんは「学校運営や生徒指導のビジョンを明確化させて地域に共有することが重要。その目標に向けてそれぞれができることを分担して運営に携わってほしい」と話した。
「地域の窓口に」
コミュニティスクールと一体となって導入が推進されている地域学校協働活動についても議論が展開された。7校で導入が進んでいる同活動は、教育現場における生活や学習において同推進員が地域と学校をつなぐ企画立案を行い学校運営に携わるというもの。推進員はコミュニティスクール設置の1年後を目途に配置が進められている。現在淵野辺小学校で推進員を務めている福原信広さんは「総合学習の面で先生から要望をいただく。地域活動の窓口として活用してもらえたら」と話した。
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