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さがみはら中央区 スポーツ

公開日:2025.10.09

ラグビー相模原DB
田名グラウンドで感謝祭
ファンの間近で公式戦

  • 寄付をお願いする田名中吹奏楽部の生徒

 ラグビーリーグワン1部に所属する三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原DB)が9月27日、普段練習場にしている田名のグラウンドに地域住民やファンを招待し「地域感謝祭」を開催した。今年新設された新大会「ライジング」の公式戦を行い、大勢のファンからの応援を受け見事勝利を収めた。

 このイベントは地域からの日頃の支援への感謝を伝える場として開催されたもの。およそ2500人が来場し、キッチンカーやラグビー体験、選手トークショー、抽選会などを一日楽しんだ。

 午後2時30分からは出場機会が限定されている選手や若手選手の出場機会確保、新たな有望選手の発掘を目的とする「ライジング」の初戦が行われた。対戦相手はリコーブラックラムズ東京。観客席から3メートルほどの距離で迫力の試合が展開され、ファンの呼称「ダイナメイト」たちの応援も熱を帯びた。

 相模原DBは前半14分で先制されるも38分で取り返し、同点で折り返した。後半は5トライを決める猛攻で圧倒し、38-21で白星をあげた。

 午前中からイベントに参加していた市内在住の50代男性は「ダイナボアーズは良くも悪くも選手・スタッフ・ファンの距離が近い。応援していたら自然と仲良くなる」とチームの魅力を語り、12月に開幕する新シーズンに向けては「プレーオフ・6強を目指して頑張って。また、全員怪我なくシーズンを終われるようにしてほしい」と話した。

地域が一つに

 会場にはこの日、全日本吹奏楽コンクールに市内で初めて出場するという偉業を果たした田名中吹奏楽部の姿があった。全日本出場にあたり必要になる多額の資金を集めるため、部員9人とその保護者らがチームの協力のもとチラシを配布。「知ってるよ」「頑張ってね」と声を掛けるダイナメイトの姿があり、会場アナウンスが同部の応援を呼び掛けると拍手が起こった。500枚のチラシが30分ほどでなくなった。

新シーズン12月開幕

 リーグワン2025-26シーズンは12月に開幕する。相模原DBの初戦は12月13日(土)の浦安D-Rocks戦。相模原ギオンスタジアムでのホスト試合初戦は12月21日(日)で、横浜キヤノンイーグルスとの「神奈川ダービー」となる。

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