さがみはら中央区 社会
公開日:2025.10.09
高齢者らの「外出移動支援」
運行体制安定化へ
運転ボランティア養成
自力で公共交通機関を利用出来ない人が買い物や通院などで出かける際に住民ボランティアらが送迎を担う「移動支援」。各地で広がりを見せている一方で、担い手の確保や運行の体制作りが課題になっている。
相模原市内で福祉有償運送活動を行う認定・特定非営利活動法人相模原ボランティア協会(恒藤玲子会長)も同様の課題を抱えている。同協会では協会所有の福祉車両やボランティアの自家用車を使い移動を支援。しかし近年、高齢化を背景に、運転ボランティアの人数が減る一方、利用者ニーズは高まり、調整に苦慮しているという。
11月に講座
このような状況を打開しようと同協会は、11月14日(金)に「運転ボランティア」を養成する講座を開く。会場は市立あじさい会館(富士見)6階の第1展示室。午後2時〜4時。市内在住・在勤・在学の普通車免許保有者が対象。定員は先着30人。活動内容や注意点などに加え、利用者の声やボランティアの体験談などを聞くことができる。(問)同協会【電話】042・759・7982。
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