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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.10.16

アゴラ秋号
臨床医から見た原爆
中村書店などで販売

  • アゴラ秋号の表紙

 市民の手で編集されている相模原の総合雑誌「季刊アゴラ」の秋号がこのほど発売された。原爆や原発事故に関する臨床医による講演録などを掲載している。定価500円(税込)。中村書店などで取り扱いあり。

 季刊アゴラは自分たちのまち、ひいては国のことを自分たちで考えようという理念のもと1997年から発行されている。毎号、地域社会で起こっている問題などについて市民目線でレポートしている。

 秋号ではさがみ生協眼科(南区)の内科部長として診療を行う牛山元美さんによる講演を巻頭で収録している。牛山さんは福島第一原発事故後、診療の傍ら福島県民の健康相談などに従事してきた。講演では放射能研究の歴史や、原爆投下・原発事故の人体への影響について語った。

 この他、火器、耐爆構造などの調査研究を行う「防衛装備庁陸上装備研究所」(淵野辺)があることを起点に「地元軍事産業の昔・今・これからを考える」記事や、県立相原高校の創立記念樹クスノキの伐採を巡る市民活動記録、教員不足の解消などを求める署名に取り組んでいる「相模原の子どもと教育を考える会」による記事などが掲載されている。問い合わせは山田さん【携帯電話】090・7908・6978へ。

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