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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.10.16

18年ぶりの晋山式
田名の南光寺に新住職

 700年の歴史を持つ陽原山南光寺(田名)で11日、新住職の就任に際し執り行われる儀式「晋山式」が18年ぶりに行われた。小雨が降り続くあいにくの空模様だったが、和尚と檀家たちおよそ100人が集まり、境内は人で埋め尽くされた。

 開式に先立ち、鮮やかな衣装をまとった子どもたちによる稚児行列(=写真下段)が町を練り歩き、新住職とともに山門前に到着した。式の本編は稚児による献灯・献花と、前代の住職から新住職への伝法衣(でんぽうえ)(その寺で代々伝えられてきた袈裟)の授与で幕を開け、住職辞令の伝達、垂示などが行われた。

 今回就任した藤井穆山(ぼくさん)和尚(藤井宗和さん=写真上段中央)は28代目の住職。藤井さんは「皆様とのご縁を大切にし、歴代の住職がつないできた南光寺の伝統を守り、次の代に継承してまいります」と謝辞を述べた。

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