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さがみはら中央区 教育

公開日:2025.10.30

横山地区
まつりで縁づくり
未就学児向けに初開催

  • 紐くじを楽しむ子ども

 子どもたちを中心に、地域でつながり集まる場を――。横山地区社会福祉協議会(高橋年廣会長)が10月4日、地域の未就学児を対象にした「第1回しゃきょう秋のこどもまつり」を横山公民館で開催した。約170人の親子が訪れ、初めての祭りを楽しんだ。

 この日はスーパーボールすくいや輪投げなどの縁日遊びやたこ焼きなどの模擬店も公民館内にずらりと並んだ。参加者からは「子どもたちも楽しめた」「このような場を作ってくれてありがたい」などの声が上がっていたという。

「集まる機会を」

 同社協はこれまで、県立相模原高校や市立清新中学校、市立横山小学校と連携し、児童・生徒に向けて地域との交流の場を設けてきた。ただ、未就学児を対象とした事業は月1回開催の「親子サロン」のみで、平日の開催ということもあり参加者が限られていることに課題を感じていたという。

 今回の祭りは、高橋会長のもとに認定こども園すこやかの小林祐子園長と横山台こども園の鈴木優二園長から「地域の未就学児の子を持つ親を対象とするイベントを開催してほしい」との要望が舞い込み、実行委員会を立ち上げ開催に至った。高橋会長は「サブテーマに『地域の子どもたちとの縁づくり』を掲げた」と話し、「地域の協力を得てオール横山の気持ちで子どもを中心とした縁ができたと思う」と振り返った。「地域の子どもを取り巻く環境は変化している。この地区は夏祭りもなくなってしまった。こども園の外でも親子が集まる機会を増やしたい」と今後の展望を話した。

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