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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.10.30

スーパークイーン犬舎(緑区)
『ウルマ』が最高賞受賞
警察犬審査会 ドーベルマン成犬メス組で

  • 愛犬・ウルマと共に、今回授与された数々の賞状やトロフィーを前に笑顔の鈴木さん

 日本警察犬協会主催による「第79回日本チャンピオン決定審査会」がこのほど静岡県で開催され、ドーベルマン成犬メス組に出場したスーパークイーン犬舎(緑区)のウルマ オブ スーパークイーン(4歳)が日本チャンピオンに輝き、最も出場犬数の多い「一等犬種」に与えられる内閣総理大臣賞ならびに警察庁長官賞も受賞した。10月25日には箱根で関係者らを招いた祝賀会が開かれ、その偉業を祝った。

 同審査会は、警察犬に指定されているドーベルマンやシェパードなど7犬種を犬種、年齢、性別に分けて体型や資質を競う。今大会には7犬種、約200頭が出場した。

 各犬種ごとに見た目の美しさや骨格、バランスなどを審査する個体審査を行い、会場に設けられたリンクの外側をハンドラーと一緒に回る比較審査を実施。これらが総合的に審査され、チャンピオンが決定する。

 ウルマは幼犬の頃から数々の賞を受賞してきたチャンピオン犬。「骨格の良さが際立つウルマは今大会でも優勝候補だった」と飼育する鈴木博さんは振り返る。当日は大雨で会場のコンディションは良くなかったが、ウルマは落ち着いて全ての審査をクリアしチャンピオンに選ばれた。

 鈴木さんは「とにかくうれしい」と目じりを下げ、「いつもはシェパードが一等犬種。今回はたまたま数頭差でドーベルマンが多かった。大臣賞なんて二度とない。涙が出るほどうれしい」と興奮をあらわにする。緑区で精肉店「ミートショップ寿々木」を営みながら50年以上、育成に携わってきた鈴木さん。今後は「これで終わりじゃない。まだまだ、最高レベルの犬を育てていきます」と抱負を語った。

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