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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.10.30

さがみはらフェスタ2025
今年のテーマは「遊園地」
市民が主役の2日間

  • ▲東実行委員長

 政令市への移行をきっかけに始まった市民の祭典「さがみはらフェスタ」が今年も開催される。11月8日(土)・9日(日)の2日間、相模総合補給廠一部返還地を会場とする大規模屋外イベントで、遊園地をテーマにした多彩な企画が予定されている。

 さがみはらフェスタは今年で16回目を迎える比較的新しい祭りだが、既に地域に根づき、昨年はおよそ7万人の来場があった。相模原商工会議所青年部(以下、YEG)が主体となって費用の調達から運営まで行っており、相模原の民間の底力が感じられる催しとなっている。

 会場は相模原駅北口に広がる約15ヘクタールの土地で、今後開発が進められる「相模原の顔」といえるエリア。広大な原っぱに、今年は遊園地の雰囲気を思い起こさせるバラエティに富んだ企画が展開される。

家族で一日

 会場内のステージでは、『おかあさんといっしょ』の「ファンターネ!とあそぼ」をはじめとする多彩なショーを無料で観覧することができる。夜空を彩る幻想的な「サガミハランタン」や、カラフルな傘が頭上を覆う「さがみアンブレラブロッサム」などフォトジェニックな企画もある。飲食ももちろん充実しており、激辛フードとスイーツを集めた「激辛/スイーツロード」やその他さまざまなグルメを堪能できる。

 エアー遊具など子ども向けの企画を充実させているのが今年の特徴で、東正充実行委員長は「子どもが遊んでいるのを見ながら大人は美味しいものをたくさん食べてください」とにっこり笑う。子どものみが入れる架空都市「マーブルタウン」では職業体験や「国王選挙」への参加ができる。

完全キャッシュレス

 さがみはらフェスタとしては初めて、完全キャッシュレスでの開催に挑戦する。社会的な動きを踏まえ、相模原のキャッシュレス化を促進したい考え。この規模での実施は市内では初めてだという。

 使用できるのはクレジットカードとコード決済(d払い、PayPay、auPAY)、電子マネー(Suica、nanaco、WAONなど)。詳細はさがみはらフェスタのホームページから確認を。

「とにかく楽しんで」

 東実行委員長は「とにかく楽しんで帰ってほしい。経済団体としては、祭りのあとも周辺地域で遊んでもらったり、気に入ったお店に後日足を運んだりしてもらってまちが賑わったら嬉しい」と話した。経済効果の計測も予定しているという。

 なお、さがみはらフェスタにはYEGの他にも市青年工業経営研究会や津久井地区4商工会青年部など多くの団体が協力しており、市内全体で作り上げる祭りとなっている。

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