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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.10.30

憩いの森を市民の手で
迫力の伐倒 モルック作り

 南区大野台に広がる「木もれびの森」で10月25日、森の環境づくりに取り組むイベントが開催された。相模原造園協同組合(小山重樹理事長)が主催し、組合メンバーやSC相模原のスタッフ、市民ボランティアらが集まり作業を行った。

 同組合と市が連携し、環境整備や動植物の生態系の維持などを目的として行われている取り組み。今回で5回目となった。「木もれびの森」は大野台・大沼・麻溝台地区に広がる樹林地で、市街地近郊に位置する貴重な緑地として保全活動が行われている。

 この日作業が行われたのは、大野台・西大沼地区の中央緑地内「思索の森」。雨が降る中、参加者は草刈りや低木の伐採などの作業を黙々と進めた。ナラ枯れを起こしている巨木を造園組合のメンバーが伐倒すると、倒れた木の振動に参加者から歓声が上がっていた=写真。1時間ほどの作業を終えた男性は「自然に触れる良い体験。伐倒は迫力があった」と話した。整備作業後には、切った木を活用して北欧の遊具「モルック」作りが行われた。自作のモルックで参加者同士が交流する場面もあった。

 小山理事長はイベントを終え「活動のたびに成果が出ている。参加者の皆さんには感謝している」と話した。イベントは半年周期で開催されており、次回は来年5月に予定されている。

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