さがみはら中央区 教育
公開日:2025.11.06
弥栄高校
探究授業 パンで地産地消
相模原弥栄高校の2年生が地産地消の大切さを発信するため、市内産のブルーベリーを使ったパンを考案した。パンは9月に催された同校の文化祭で販売し、「また食べたい」と生徒の好評を博した。現在はさらなる認知拡大に向け、さまざまな広報活動を行っている。
この取り組みは2022年度以降の高校入学者を対象に新設された科目「理数探究基礎」の一環として実施。生徒自身が課題を設定し、観察や実験など理数系の授業で学習した考え方や手法を用いて調査・分析を行う。同校では文系や理系、スポーツなど自身が関心のあるテーマのグループに分かれたうち、およそ10人が「市内産農産物のブランド化」を通じた地産地消をめざして探究している。
市農政課協力のもとで研究を重ね、普段同校でパンを販売している星が丘のベーカリー「かざはな」との共同開発に至った。取材時にはSNSでのPRを想定してコマ撮りのアニメーションを制作する生徒や、小学生に向けた講義のためスライド作りにいそしむ生徒など、自由な発想で主体的に探究活動に取り組む様子がうかがえた。
パンを考案した生徒の一人は「授業で調べるまでは市内でどんな農産物が作られているのか知らなかったが、地域の良さを発見でき、より相模原への愛着が増した」と話す。ブルーベリーのほかには、キウイやイチゴなどが候補として挙がったという。
農業まつりで販売
11月9日(日)に淵野辺公園(弥栄3の1の6)で開催される「第61回相模原市農業まつり」でもパンの販売が予定されている。カスタード味とヨーグルト味の2種類で、各200円(税込)。
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