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さがみはら中央区 スポーツ

公開日:2025.11.06

「行け!」目で伝わる応援
デフ五輪代表4人を激励

 11月15日(土)から東京体育館(渋谷区)ほかで開催される「東京2025デフリンピック」に向け10月28日、相模原市役所で市内にゆかりのある出場選手の壮行会が行われた。

 「デフリンピック」は聴覚に障害があるアスリートの国際大会。出席したのは佐藤湊選手(中央区在住)と川口穂菜美選手(同区在勤)、桐生聖明選手(南区在住)、野村空和選手(同区在学)。なお、佐藤選手が出場予定であった女子棒高跳びについては、参加選手数が規定に満たず競技が中止となった。

 この日は聴覚障害の理解を広めようと活動する「クローバーの会」の木村古津恵さんが講師を務め、「行け!」「大丈夫」などの目で伝わる応援「サインエール」で来場者全員が選手を激励した=写真。

 「サインエール」はデフ選手に思いを伝えるため、ろう者の身体感覚と日本の手話言語をもとに作られた新しい応援手段。ろう者を中心として誕生し、今大会の応援スタイルとして推奨されている。

 各選手が大会への意気込みを語り、本村賢太郎市長からはコメントが送られたほか、市民による計350枚の応援メッセージをまとめたボードが贈呈された。やり投げに出場する川口選手は「大会を通じて勇気と希望を与えられるよう頑張ります」と力強く語った。

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