さがみはら中央区 教育
公開日:2025.11.20
淵野辺小5年4組
独自の「かんこ焼き」開発へ
麻布大学で特別授業
津久井地域に伝わる郷土料理「かんこ焼き」を広める術を模索している淵野辺小学校5年4組の児童らが10月26日、麻布大学の大学祭を訪れ、商品開発などを学んだ。特定の教科にとらわれず、教科横断的な学習や探求活動を通して、課題解決能力や主体的な学び方を育むことを目指す「総合的な学習の時間」の学習の一環。
「かんこ焼き」は、小麦粉の皮で山菜やきのこ、小豆などの具材を包み、焼いた後に蒸す「おやき」に似た料理。かんこ焼きの魅力発信に向けてオリジナルメニューの開発を思案している児童たちが同大学生命・環境科学部食品生命科学科へオファーしたことで特別授業が実現した。
この日は同学科の教員が講義を担当。企業と連携し、企画から製造・販売までの食品開発過程を食品衛生の観点も含め総合的かつ実践的に学ぶ授業・実習で学生が手掛けている「オリジナル中華まん」の商品開発について話した。その後、児童たちは実習で開発された「中華まん」と「ブレンドハーブティー」を試食・試飲した。今後、同大学の「オリジナル中華まん」のレシピを参考に、「オリジナルかんこ焼き」開発を本格始動させるという。
今回の取り組みは、「令和7年度第2回淵野辺小学校運営協議会」で掲げられた「地域や大学と連携した学びの充実」の一環。同大学の「高大接続・社会連携プログラム開発センター」と「食品生命科学科」が協働し、小学校の「総合的学習」と大学の「食品開発PBL・同実習」のタッグにより実現した。
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