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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.11.20

さがみはらフェスタ
5万人が来場
開場前から親子の列

  • 会場入り口では満開の「さがみアンブレラブロッサム」がお出迎え

  • 子どもだけの架空都市「マーブルタウン」で国語の授業をする先生役の子どもと生徒役の子どもたち

 相模総合補給廠一部返還地で11月8・9日、大規模屋外イベント「さがみはらフェスタ」が開催された。2日目は雨が降り天候に恵まれない中での開催だったが、両日合わせて5万1000人の来場を記録。午前10時の開場前から入場待ちの列ができる賑わいぶりだった。

 相模原商工会議所青年部を中心に市青年工業経営研究会や津久井地区4商工会青年部など多くの団体が協力し、家族連れが一日中楽しめる祭りを作り上げた。

 テーマは「遊園地」で、ピンクの傘が咲き乱れる「さがみアンブレラブロッサム」や、およそ400基のLEDランタンが夜空を舞う「サガミハランタン」などのフォトジェニックな企画が会場を彩った。

 大型ドローン「空飛ぶクルマ」も登場し、高度30mまで上昇。転回や水平移動などの県内初のデモ飛行を行った。

 東正充実行委員長はイベントを振り返り、「子どもたちがステージを見ながら一緒に踊っているのを見てほっこりしました」と朗らかに語った。さがみはらフェスタ史上初の試みとなったキャッシュレス開催については「機械トラブルは少しありましたが、割とスムーズに、特段大きなトラブルはなく導入できた」と話す。今後、イベントの経済効果の測定を進めていくという。

子どもがまちづくり

 子どもたちが自分たちだけの架空都市「マーブルタウン」で仕事やまちづくりを学ぶ企画には、銀行や市役所など21の職業ブースが並び、2日間合計で約450人の子どもが来場した。

 「起業家」の仕事を体験した子どもたちは、この日のために作ってきたネイルチップやブレスレットなどをレジャーシートに並べて販売した。自分で授業計画を立てて国語の授業を行った子どももいた。

 企画した学生団体「ヒヤクキチ」のメンバー、北畑彩さん(市内在住・大学3年)は「こっち側の意見より子どもたちの意見を尊重するのが一番の思い。発想をめちゃくちゃ生かしてほしい」と語った。

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