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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.12.04

止まらぬ会員減少 上溝地区老人クラブ
地域の枠超えた交流に光明
シニアの力 「合同」で活性化

  • 地区の違う人が同じ卓を囲んだ

 役員のなり手不足、働くシニアの増加による時間的制約、趣味の多様化、新型コロナウイルスの影響などから、「老人クラブ」の会員減少が全国的に顕著だとされている。そんな中、上溝地区老人クラブ連合会(新田恭一郎会長)は、活動を活性化させようと、単会の枠組みを超えた交流活動に力を注いでいる。

 連合会には地区ごとに活動している9のクラブがある。2007年に1033人だった登録会員者数は減少を続け、今年10月末時点で約450人となっている。ピーク時からの落ち込みは顕著だが、新田会長は「合同」に活路を見い出した。

カラオケ、麻雀、グラウンドゴルフ

 単位クラブの垣根を取り払い、カラオケやグラウンドゴルフの大会を催してきた。地区の異なる参加者同士が親睦を深めてきたという。

 12月1日には「賭けない・飲まない・吸わない」を原則とし、「健康づくり・仲間づくり・生きがいづくり」を目的とした「健康マージャン大会」を開催。40人ほどが参加し雀卓を囲んだ。新田会長は「みんな同じ上溝の人。知らない人との交流から学ぶことも沢山ある」と話している。クラブの活動に興味がある人は新田会長【電話】042・733・4417へ。

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