さがみはら中央区 社会
公開日:2026.01.08
たけのうち幼稚園
からくり時計が復活
園児にお披露目
子どもたちへ、園を愛する「みんなからのおくりもの」――。老朽化で動かなくなっていた、たけのうち幼稚園(東淵野辺)のからくり時計が卒園生や園児の保護者、地域の人の協力によって生まれ変わり、12月22日の終業式でお披露目された。音楽が流れからくりが動き出すと園児たちは興味津々の様子で駆け寄り、歓声をあげていた。
有志が寄付募る
同園のからくり時計は、「園児の最初の友達」として成長を見守ってほしいという思いから、30年ほど前に誕生。長年子どもたちを楽しませていたが、老朽化で徐々にからくりが動かなくなり、時計も止まってしまっていた。そこで卒園生の保護者が中心となり、昨年「からくり時計REBORN募金実行委員会」を結成。マルシェやコンサートを実施して活動を広め、支援を呼びかけていた。
新しい時計は、京都市のからくり時計メーカー・株式会社ヤスダモデルで作られた。大きな木の形をしていた以前の時計の雰囲気は残しつつ、窓やドアのあるツリーハウスのようなデザインに。決められた時間になると園歌が流れ、象や鳥、ウサギが顔を出す。正面に書かれた「みんなからのおくりもの」という言葉には、「園を愛するみんなから園児たちへ」という思いが込められている。
お披露目の様子を見ていた卒園生の一人は「20年くらい前、自分が通っていたころはわずかに動いていた記憶がある。新しくなっても、木のデザインなど前のものから引き継がれている部分もあってうれしい」と笑顔を見せた。実行委員会のメンバーたちは「子どもたちに楽しんでもらえて安心した」「卒園前に間に合ってよかった」「幼稚園に行きたくない時に、時計が登園するきっかけになったらいいな」などと話していた。
小磯信一園長は「音が鳴ったら子どもたちが集まってくると思うととても楽しくうれしい気持ち。これから毎日見る中で、いろいろな発見をしながら楽しんでほしい。園の新しいシンボルになれば」と喜びを語った。
募金活動は25年末で終了したが、実行委員会は「支援ご希望の方は園へご連絡ください」としている。募金総額は12月14日時点で294万3405円(目標金額は742万5千円)。(問)同園【電話】042・756・5978
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