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さがみはら南区 人物風土記

公開日:2011.03.31

「第41回世界児童画展」で特選に選出された
盛小根(もりこね)彩さん
南区双葉在住 10歳

次は”漫画”でとりたいな



 ○…5月の連休にいとことサイクリングに出かけた、埼玉県の公園でのひとコマを描いた水彩画。全国・海外から寄せられた約16万もの作品から選出された996点の”特選”のひとつに。一番苦労したのは、「自転車に乗った人」の描写。まずはチラシを参考に自転車のみを描いてみるなど、自分なりに工夫しながら、2ヶ月ほどで仕上げた。「風景は得意じゃない」と話すが、日光で変わる色合いなどの細やかな描写や、奥行きを巧みに表現する構図も、高評価につながったようだ。



 ○…「保育園のころから、お店の様子などを細かく描いていた。よく飽きないなと思っていました」と母・かおりさん。「”漫画家になりたい”って言い出したのもこのころからですね」。習い事は絵と水泳。入学時に始めた水泳は、平泳ぎに自信あり。ただし、「運動はあまり…」と苦笑い。絵画教室は、漫画好きの友達に誘われたのをきっかけに、一昨年の初夏から通い始めた。



 ○…現在、家にある漫画本は50冊以上。すべて、自ら古書店などで見つけたものだ。守備範囲は広いが、少年ものが特に好き。今は、”犬夜叉”を始めとする高橋留美子の作品に夢中だ。キャラクターの模写は、もはや日課に。「自分でも作品を作っているの?」とたずねると、「人には見せないけど…」と小さくうなずいた。ただし、友達と遊ぶときは「だいたいゲーム。漫画の話はしないんだ」そう。



 ○…絵を習うようになり、実感したのは、「顔を描く難しさ。肌色や鼻の形の違いとか」と、表情や個性へのこだわりを見せる。先日は、抽象画に初挑戦。躊躇なく「天使が花と虹を持っているイメージ」を表現した。指導に当たる満田幸子さんも、「描きたいものが次々に出てくるみたい」と、想像力の豊かさに瞠目(どうもく)。「今度は漫画の受賞でね」との取材依頼に、はにかみつつ、しっかりうなずいてくれた。

 

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