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今年5月、(公社)県宅地建物取引業協会相模南支部の支部長に就任した 大塚 亮一さん 御園在住 63歳

公開:2014年6月12日

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「あるがまま」責任を果たす

 ○…「会員主体の協会にするため、円滑な意思疎通を図りたい。常に情報共有できるようなオープンな組織を目指したい」。創立40余年の伝統と、300人を超える会員を持つ宅建協会相模南支部。昨年4月に公益社団法人へと移行。今後ますます一般消費者へ向けた公益事業が期待される。その運営の舵取りを担う。「選んでくれた会員の役に立てれば。問題が発生した時は、是々非々で対応する」と力強く抱負を語る。

 ○…熊本県熊本市出身。水前寺公園(水前寺成趣園)の近くで育った。中学は野球、高校はグリークラブ(合唱団)に所属した。19歳で上京。間もなく宅地建物取引主任者の資格を取得した。91年7月に「有限会社システムブレイン」を設立。屋号は当初「コンピューター関連の会社ばかりだった」と苦笑する。「お客様一人ひとりの良きブレインとなり、そのためのシステムを作っていける会社に」との思いに由来するものだ。そして「社内は和気藹々と、人間関係を大切に」という信念は23年間変わらない。

 ○…「卯年生まれは気が多いから、極めるものがないんだよ」と、習慣づいた息抜きがないことを自嘲気味に語る。だが多忙でなかなか趣味に時間を割けないのが実状だ。コンサートへ行ったり歌舞伎を観たりと願望はある。連れ添って40年になる夫人や家族同然に付き合う従業員らと毎年行く社員旅行が、心やすらぐひと時となっているようだ。

 ○…11年前、多忙を極めくも膜下出血を発症し、2カ月入院した。幸いにも後遺症はなく、現場に復帰。「退職してお金や時間に余裕ができ『さあ、どこへ行こう』となった時、行き先が病院、なんてことにならないように」と健康にも気を遣うようになった。座右の銘や人生訓を尋ねると、「特にないなあ。”あるがまま”」と飄々とした返事。「ふと気づけば、森羅万象に感謝の気持ちが湧いてくるもの」と自然体を貫きながら、船頭の大任を全うしていく。
 

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