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縦縞のプライド胸に 東海大相模 甲子園出場

公開:2014年8月7日

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4年振り9度目

 第96回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の神奈川大会決勝が7月30日、横浜スタジアムで行われ、東海大学付属相模高等学校(南区相南)が13-0で向上(こうじょう)高校(伊勢原市)に勝ち、4年振り9度目の夏の甲子園出場を決めた。

 その日の夕方、同校で優勝の報告会が行われた=写真。戦いを終えたばかりの選手たちがバスから降りると、応援の旗を持って待ち構えていた同校生徒や近隣住民、関係者らから歓声があがった。

色々な思いを胸に

 集まった人たちを前に、門馬敬治監督をはじめ選手たちは壇上で一列に並んだ。門馬監督は「色々な思いを胸に県大会の7試合、一戦一球必死に戦い抜いた。たくさんの生徒が応援にきてくれた。すごく嬉しく思います」と感謝を述べた。

門馬監督「おやじさんの力があって」

 また、「その(応援の)力があって、そして天国の原のおやじさんの力があって、この勝利があったんだと私は思っています」と、元監督で今年5月に急逝した原貢(みつぐ)さんについての思いも話した。そして「この野球部を作ったのは原のおやじさん。それまで『東海大相模』の名前は誰も知らなかったと聞いている。それを全国に轟かせた。それが今年、また甲子園に戻る。縦縞(たてじま)のプライドを胸に頑張ってくるので、応援よろしくお願いします」と締めくくった。

 続いて挨拶にたった平山快(かい)主将は「色々な方の応援があり、勝利を手繰(たぐ)り寄せた。準決勝から厳しい戦いだったが、応援に支えられて優勝できた。甲子園で大暴れする予定なので、みんなの応援で優勝できるよう頑張っていきましょう」と全国大会での活躍を誓った。

佐藤選手は市内出身

 セレモニーを終えた門馬監督は県大会を振り返り、「7試合は長かった。ものすごく長かった。選手には『1年間駄目でもこの7試合でベストで挑めと送りだしました』。すべてを出し尽くした7試合でした。おやじさんにこの道を作ってもらって今の自分がある。すべてをぶつけた」と話した。そして、「おやじさんへの思いは胸にしまっておきます。それを持って戦います」と全国への抱負を述べた。

 夏の甲子園は8月9日(土)に開幕する。東海大相模はレギュラー9人のうち、5人が2年生という若いチーム(部員数88人)。3年生の投手・佐藤雄偉知(ゆういち)選手は相模原市の出身。

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