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「地域貢献アイドル」が卒業 上鶴間高校出身「フレア」

社会

掲載号:2018年3月1日号

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ラストステージを終え、笑顔を見せるフレアのメンバー(左からMinoriさん、Naoさん、Ayanoさん、Mayuさん)
ラストステージを終え、笑顔を見せるフレアのメンバー(左からMinoriさん、Naoさん、Ayanoさん、Mayuさん)

 県立上鶴間高校の女子生徒によって結成され、地域貢献活動に従事してきたアイドルユニット「Flare☆(フレア)」が、2月25日に相模大野でラストステージを行った。「高校生の目線から社会問題についてメッセージを届ける」として活動を始め、卒業後もNPO法人の所属となりながら数々のイベントに参加し続けてきた彼女たち。5年間に及ぶ活動を振り返る。

 フレアが結成されたのは上鶴間高校が開校35年を迎えた2012年。校内の募集で集まった、歌と踊りが好きな4人の生徒によって初代「フレア」が誕生した。学校では、生徒独自の活動としてのボランティアサークルと位置付けられ、同年11月には「相模原防犯フェスタ」に出演。外部イベントデビューを果たした。

 その後もメンバー交代を経ながら、神奈川県警や自治体、自治会と連携したボランティア活動に従事。「地域貢献型アイドル」としてイベントで歌やダンスを披露するとともに、社会問題への注意喚起を行ってきた。振り込め詐欺被害防止ソング「だまされないで!」、いじめ撲滅ソング「あなたの味方」などオリジナル曲も発表。神奈川県警察本部長表彰や横浜市教育委員会賞を受賞するなど、その活動は高く評価されている。

 「Flare☆SHOW」と名付けた自主公演も含め、約60回のステージに出演。その多くを担ったのが現在の3代目メンバーだ。高校卒業時には「解散も考えた」というが、「呼んでいただけるイベントには、できるだけ応えたい」と継続を決意。エンターテインメントの手法で社会問題を啓発するNPO法人「SoELa」(岡部佳文代表理事)に所属し活動を続けてきた。しかし今春、メンバーの就職もあり、地元・相模大野でのラスト公演となった。

涙のラストステージ

 この日のために、多い時には6時間の練習を積んできたメンバー。当日はオリジナルソングをはじめ、架空請求詐欺の被害防止を呼びかける寸劇や、振り込め詐欺の手口を紙芝居で紹介。また新曲発表のサプライズもあり、会場を訪れた多くのファンを魅了した。最後に家族から花束を手渡されると、感極まって涙をこぼした。

 ステージを終えたMinoriさんは「新曲もあって不安も大きかったけど、花束にはぐっときた」、Naoさんは「終わった気がしない。でも続けてきて良かった」、Ayanoさんは「気づいたら終わっていた感じ。完全燃焼です」と笑顔で話した。リーダーのMayuさんは「フレアに入るまで人前で歌うなんて思ってもいなかった。成長できた実感もありますし、本当にやってきてよかった」と清々しい顔で振り返った。

ステージでは振り込め詐欺の手口を伝える紙芝居も
ステージでは振り込め詐欺の手口を伝える紙芝居も

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