相模原市の中学校でしのぎを削ったライバル2人が同じ高校に進み、ソフトテニス競技ダブルスで全国大会に出場する。秦野高校3年の安藤那奈さん、武石杏香さんだ。
安藤さんは谷口中学校、武石さんは上鶴間中学校の出身。1年からペアを組む2人だが、安藤さんは「中学の市大会で負けた相手でもあったので、当初はライバルだと思っていた」と話す。そこから練習と試合経験を積み、着実に成績を伸ばしていった2人。今では「怪我が多くていろいろあったけど、後ろにこの人がいるから安心できる」と武石さんが話すように、強い信頼で結ばれている。
2人は5月11日・12日に行われた県高校総体ソフトテニス競技で3位に入賞。同校として11年振りとなるインターハイへの出場切符を手にした。安藤さんは「これまで関わってくれた人たちや私たちに負けたペア、後輩たちの分まで頑張りたい」と話し、武石さんは「今までやってきたことを全力で出し切り楽しみたい」と意気込んでいる。
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