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公開日:2020.04.30
大田貴広さん考案
PP(プライバシープロテクション)カバーが製品化
【Web限定記事】傷病者のプライバシー保護
相模原市南消防署の救急救命士・大田貴広さんが開発に携わった「ストレッチャー用プライバシー保護機器(PPカバー)」がこのほど、市内業者と共同で製品化され、全国で販売されることが決まった。人が多い場所での救急活動において傷病者の顔を覆い、プライバシーを保護する機能がある。
プライバシー保護機器は、現在、南署日勤救急隊の隊長を務める大田さんが考案し、昨年5月に市消防局が開発したもの。ショッピングモールや駅、公共の場などで救急搬送する傷病者の顔を覆い隠すことにより、SNSや動画サイトに画像等が投稿されるのを防ぐ目的がある。
救急出動の度にプライバシー保護の重要性を実感していた大田さんは、自宅にあったベビーカーからストレッチャー用のカバーを思いつき、ホームセンターなどに通い自作したという。
製品の製作にあたり大田さんは試作の段階で助言をしながら、中央区田名の株式会社ブローと共同して開発、5月から受注販売を始める予定だ。製品の価格は4万5千円程度を予定し、ライセンス料として一部が市の歳入となる。カバーは既製品のストレッチャーにそのまま着脱可能で、傷病者に触れることなく迅速にセットできるという。市は類似製品が国内にないことから、特許の出願を行っている。
商品名は大田さんが考案した『PP(プライバシープロテクション)カバー』。大田さんは完成品を見て「要望通りに作って頂いた。市内企業が製作したこともあり、市が一丸となって全国に製品を発信できたら」と話している。
南署は機器の開発過程や概論を論文にまとめ、一般財団法人消防協会主催の「平成30年度消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文」機器部門に応募。相模原市初となる「優賞」を獲得した。
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