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相武台団地商店街に開所した認知症対応型デイサービスの管理者を務める 能勢 光さん 中央区陽光台在住 37歳

掲載号:2021年4月8日号

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祖父への想いに導かれ

 ○…野球に打ち込んでいた高校時代。練習後、帰宅すると大好きな祖父が体調を崩していた。翌日に悪化し救急車で病院へ。診断の結果は脳梗塞。そして認知症が進行していく。ちょうど進路に悩んでいた時期。「祖父の介護をしたい」、その思いだけで和泉福祉専門学校(現和泉短大)へ進む。しかし在学中に祖父が他界。心に大きな穴が空き、就職も考えられなくなった。転機となったのは26歳。友人から声がかかりデイサービスの管理者に。以降、介護の道を歩み続けている。

 ○…4月、相武台団地商店街に開所した認知症対応型デイサービス「おとなり」の管理者に就いた。高齢化が進む同団地の困りごとを認知症の人の力を借りて解決していく。「誰かの手間は誰かのやりがい。マッチングするのが自分の役目」。先日には地域に住む93歳の人が「何かしたい」と声をかけてくれ、ボランティアをお願いした。「とにかく人と人とが繋がれる場所に。ちょっと『おとなり』に行ってくる、そういう人が増えたら嬉しいですね」

 ○…生まれも育ちも相模原。両親も市内の出身で、専門学校時代に知り合った妻も生粋の「相模原っ子」だ。長男には夫婦の出会いの場所から泉太朗、次男には相模原の文字を使って想太朗と名付けた。「出たいと思ったことがないくらい、この街が大好き」と笑う。

 ○…町田市で働いていた時、認知症の人が介護者同伴で利用できるトイレを街中に増やす「Dトイレプロジェクト」にリーダーとして携わった。認知症の人の不安を少しでも解消し、外出の一助になればとの思いで始めた活動も、今では全国各地に広がっている。「認知症と関わり、人との大切な縁ができた。おじいちゃんに導かれているみたいですね」

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