新戸にある臨済宗常福寺(原和彦住職)の恒例ライブイベントが、今年30年目を迎えた。禅寺の本堂をステージに、座禅から始まるライブのスタイルは、目の前にある音を素の気持ちで聞き入れ、感じる力を培うことができるという。10月16日(土)、「ヨルジュ・ヨルダッシュ」によるライブが開催される。
常福寺は建長寺(鎌倉市)の系統に属する創建700年の禅寺。第27代住職の原和彦住職が1992年にライブをスタートさせた。ジャズや民族音楽などのライブを寺の本堂で行い、禅と抽象芸術を融合させた不思議な空間が生まれる。参加者はライブ直前に座禅を組むことで集中した状態になり、そこから始まる音楽を無の状態で聞くことができるのが特長だ。
例年、春と秋に開かれており、2001年からは特別ゲストを招いた講演会もライブの前に行っている。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で秋のライブのみ。今年の春は講演会のみ行うなど、感染対策を講じながら実施してきた。
この秋は「ヨルジュ・ヨルダッシュ」がステージに立つ。ヴァイオリニストの太田惠資さんがリーダを務め、ギタリストの今堀恒雄さん、パーカッショニストの岡部洋一さんと結成した3人組のグループ。原住職は「太田さんのヴァイオリンを聴いて素敵だなと思っていた。グループのステージは初めてで私も楽しみ」と話す。
開演は午後6時半(開場6時)。料金は3000円(予約制)、ワクチン接種済みか、PCR検査陰性が必要となる。申込み・問合せは常福寺【電話】046・251・5530。
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