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さがみはら南区 教育

公開日:2022.09.29

「今年も美味しくできました」 相模女子大
地元酒造とコラボ梅酒発売

  • 初めて学生が参加した試飲販売会(上)「すいそう」の文字が隠れたラベル(下)

  • 梅は校内で収穫

 相模女子大学が緑区の久保田酒造株式会社(久保田 徹代表取締役社長)と共同で製造したオリジナルの梅酒「翠想(すいそう)」がこのほど完成した。9月25日にはボーノ2階のさがみはらアンテナショップ「sagamix(さがみっくす)」で試飲販売会が開催された。当日は台風一過の好天に恵まれ大勢の人が来場。喉を潤した。普段アルコールは飲まないという地元の79歳の女性は「とても爽やかでお酒が飲めない人でも飲めそう」と1本購入していった。

仕込み参加3年振り隠し文字の遊び心も

 同大の梅酒づくりは産学連携の活動として2015年から始まり、今年で8年目。大学構内に卒業生が植樹した梅の木からの収穫、仕込み、ラベルのデザイン、貼付まで全ての工程に学生が携わった。今年は6月初旬に学生と教職員が62kgの梅を収穫。久保田酒造の「相模灘純米吟醸」に漬け込んだ。コロナ禍で学生が仕込みに参加したのは3年ぶり。また8年目で初めて店頭での販売にも参加した。収穫と試飲販売会に参加した工藤菜央さん(社会マネジメント学科3年)は「凄く大変だったが、色々な工程を経てお客さんの手に届くのが嬉しい」と安堵の笑顔を浮かべた。

 名前の「翠想」は梅の実の「翠」と学生たちの「想い」を込めて名付けられた。ラベルは漢字の「翠想」の中に平仮名の「すいそう」の文字が隠れたデザイン。考案した竹内里乃さん(生活デザイン学科3年)は自らの名前も印字された瓶を手に「とても嬉しい」と喜んだ。

 梅酒は1本(720ミリリットル)で税込2200円。160本販売で無くなり次第販売終了。問合せは(公社)相模原市観光協会【電話】042・771・3767。

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