値上げに負けない強い家計を作るため、「家計簿を上手に活用を」と提唱しているのが相模友の会(山口智子代表)。同会が11月に開催した「家事と家計簿講習会」を取材した。
愛読者の集まりが発端
「友の会」とは1903年に羽仁吉一、もと子夫妻が創刊した雑誌「婦人之友」の読者が声を上げ誕生した。家庭生活の充実を目指し全国で組織され、1930年に全国友の会が誕生、現在は国内外に約180カ所、1万5000人の会員がいる。2011年には公益法人の認定許可を受けている。
相模友の会は、相模原市を中心とした県央地域で発足の機運が高まり誕生した。活動は家計を中心に、衣・食・住・子育てなど身近な問題を共に考えたり生活技術が身につく講習会やバザーの開催など。
家計簿で社会貢献
「家事と家計簿講習会」はソレイユさがみをはじめ各地で開催。オンラインでも行われた。
講習会では家計簿のつけ方から収入・支出の種類、支出の上位費目からわかる暮らし方などを紹介。会員が年代別に自らの家計簿を披露し、支出費目の推移などをグラフで解り易く示し、現状と今後の対策などをアドバイスした。中には40年以上にわたる家計簿の推移を示す「家計簿マイスター」も登場。長期間つけてきたことで見えてきたものなどを自身の経験を交え披露した。
南区在住で5回目の参加という60代の女性は「毎回新しい発見がある。コロナで生活が変化した中で、家計簿はお金をかけたいもの、かけたくないものを明確にし、自分らしい生活をするために活用したい」と語った。
相模友の会では家計簿をつけてみたいという人や家計簿アプリの使い方を知りたいという人のために「家計簿フォローアップの会」を予定している。市内では12月3日(土)午後1時30分からソレイユさがみで。12日(月)午前10時からはオンラインでも行われる。
参加希望者はメールでsagamitomonokai7325@gmail.comまで。
会に関する問合せはTEL・FAX042・742・0071。
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