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さがみはら南区 トップニュース社会

公開日:2023.03.30

自転車
ヘルメットの着用を
南署が啓発

  • ヘルメットを持つ鈴木店長

 道路交通法の一部改正に伴い、4月1日から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化される。管内でも自転車事故が多発している南警察署は、相模大野駅周辺でキャンペーンを行うなど着用の啓発に取り組む。

 現行の道交法では、13歳未満の子どもにヘルメットをかぶらせるよう保護者は努めなければならないとしている。4月からは、年齢を問わず自転車を運転するすべての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないなどといった内容に改正される。法的拘束力は無く、従わなくても罰則は伴わない。

 平坦な土地柄から、自転車事故が多発している南区では、南署員が1日から啓発活動を行うなど周知を強化する。管内では2021年に自転車が関わる死亡事故が2件発生している。同署交通課職員は「特に危険なのは高齢者。ヘルメットを着用することで頭部損傷などの怪我防止が各段に跳ね上がる。チャイルドシートの普及のように、ヘルメットは当たり前と思えるように啓発していく」と話している。

区内販売店は

 同署のキャンペーンに協力する自転車販売店「サイクルスポット相模大野店」(相模大野3)の鈴木優太店長は「年配の方からの問合せが増えており意識が高い。交通事故は増えているので安全のためにも着用を」と呼びかけている。鈴木店長は「関心の高まりからかヘルメットの品薄状態が続いている」と話し、在庫や入荷の状況は確認するよう促している。

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