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公開日:2023.08.03

麻溝公園
スケートボード場開設
市長「相模原を聖地に」

  • 開所式でデモンストレーションを披露するスケーター

 相模原市は7月29日、麻溝公園(麻溝台)にスケートボード場を開設した。東京五輪以降の人気の高まりや市内出身のトップスケーターの活躍を受けたもので、市内2カ所目。本村賢太郎市長は「相模原を聖地に」と展望を語った。

 今回新設されたスケートボード場は、広さ約300平方メートル。セクションを含む全てコンクリート素材で整備される。傾斜のあるバンクtoバンク、楕円を切り取ったような形状のクォーターランプ、箱型のマニュアル台など、5つのセクションを設置。高さや傾斜など初心者向けに作られている。

 市内のスケートボード場は、ほかに小山公園ニュースポーツ広場(中央区)がある。白井空良さんや藤沢虹々可さんなど、小山公園でスケートボードを始めた市内出身のスケーターが世界で活躍している。市担当者は「東京五輪以降のスケートボードの盛り上がりや、白井さんたちの活躍があり、市内2カ所目の整備に至った。専門家の意見を取り入れて設計した。スケートボードを始める人に広まれば」と話す。

 7月29日に行われた開所式では本村市長らが出席。本村市長は「この場が開所し、小山公園の再整備もある。相模原を(スケートボードの)聖地にしたい」と語った。デモンストレーションを披露した副島瑛斗さん(大沼小5年)は「セクションが低く、使いやすい。ここで練習して、白井くんのようにSLSに出たい」と話した。同所の設計に携わった相模原スケートボード協会の内田耕平代表は「こうした場が出来たことはいいこと。利用者の声を聞きながら運営をしてもらいたい」と要望した。

 利用は午前9時から午後8時(10月から3月は4時)まで。入場無料。

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