さがみはら南区 人物風土記
公開日:2023.08.31
相模の大凧文化保存会会長に8月3日に就任した
八木 亨さん
磯部在住 71歳
凧作りは地域をつなぐ
○…200年ほど続く相模の大凧揚げ。4つある保存会をまとめる大役に始めは躊躇した。引き受ける決心をしたのは「やっぱり凧が好きだから」。自らも凧を作り、暇を見つけては河川敷で揚げている。「(祭りでは)半年以上かけて作った凧が、空に揚がったときの壮大さが何とも言えない」と魅力を熱く語る。「大それたことはできないけど、凧の文化を継承していかないといけない」と抱負を語る。
○…生まれも育ちも下磯部。新磯小、相陽中の卒業生。「田んぼと大山と相模川。この風景はほとんど変わらない恵まれた環境」と目を細める。座間市役所に入庁後、福祉や教育関係などに従事してきた。特に長く携わったのは総合計画の策定などを行う企画部署。さまざまな部署や市民の声を取りまとめてきた。「万屋みたいな仕事」と笑う。「人と話し、意見をぶつけ合い、地域は一人一人とつながっていると実感できる」。仕事を通じて学んだことだ。
○…野球、バレーボール、テニスなど体を動かすことが好き。現在の趣味はゴルフ。腕前については「差し控えます」とのこと。地元の仲間とお酒を飲みに行くことも楽しみのひとつ。「あのときの凧揚げはこうだったとか、昔の話がよく出るね」と凧談議に花を咲かせる。定年後は民生委員を務めていたことも。「地域の視野が広がったいい経験」と振り返る。
○…「凧を作ることは地域を作ることに一役買っている」。竹を割き、組み立て、和紙を張るなど、職人ではなく会員全員で作る。「命を吹き込むような作業。だからこそ皆が達成感を味わえる」。共有することで地域の絆を強くする。「相模の大凧を世界にも伝えたい」。誇れる地域の伝統を守るため、新たな試みに挑戦していく。
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