さがみはら南区 社会
公開日:2023.11.16
運転認知機能検査を「体験」
トヨタが会場、ノウハウ提供
南区・団体が主催
南区安全・安心まちづくり推進協議会(森逸雄会長)が主催して11月6日、75歳以上の運転免許更新者に必要とされている運転認知機能検査の体験会などが行われた。
会場は小田急相模原駅近くにある「トヨタモビリティ神奈川相模台店」。店舗を運営する神奈川トヨタ自動車(横浜市)は2021年に神奈川県警と高齢者運転者等の支援協定を結んでおり、23年からは一部店舗が同検査の公式会場となっている。同協議会はそのようなノウハウを持つ神奈川トヨタと協力し、ドライバーに安全運転の自覚を促し高齢者の事故を少しでも減らそうと昨年、同様の体験会を企画。今回は2回目の実施となった。
「自分の体知って」
同検査は神奈川トヨタが提供するオリジナルの「ヘルスチェック」の中に組み込まれている。ヘルスチェックとは視力、聴力、身体能力、そして脳の働きを確認するもので、同検査は「脳」のチェックに当たる。
当日は公募で選ばれた11人の高齢者が参加(午前の部)。森会長は「検査を受けて自分の体を確認して」と呼びかけた。
検査は「本番」と同じ仕様で行われた。南区南台から訪れた男性は「来年検査があり、どのようなものか知りたかった」と参加の理由を話した。区担当者は「自分の今の身体の状態を知っていただき、運転寿命、健康寿命の増進につなげてもらえれば」と期待した。
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