さがみはら南区
公開日：2024.05.02
南市民ホール
｢音響、教育機会も同等に｣
中学生投書 市へ取材
区内在住の中学３年生（当時２年）・藤生奈那さんから２０２６年３月末に廃止される相模原南市民ホールについて、左のような投書が本紙に届いた。投書に基づき、市文化振興課に現状を聞いた。
【1】代替施設の一つである相模女子大学グリーンホールの多目的ホールについて、残響時間の短さを指摘する声があるが
「元々予定していた特定天井の改修と合わせて、残響時間も同等になるよう工事を行います。要望の多いトイレの洋式化も実施。工事は26年３月に終える予定です」
【2】南市民ホールでは中学生でも機材を扱える機会があったが
「南市民ホールは音響設備が簡易的で、演劇の体験授業として中学生が利用していた実績があります。南市民ホールと多目的ホールは同じ指定管理者団体が運営を担っているため、ノウハウがあるので同じような機会を設けられるかどうか、現在話を進めています」
【3】代替施設として大学内の施設も検討しているとのことだが、現状は
「講演会などを行う団体向けに、相模女子大学と麻布大学の施設を一般向けに広く利用できないか調整しています。できる限りニーズに沿うよう対応していきます」
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