創刊10周年目を迎えた相模大野の無料情報紙「まるごとオーノ」を制作する 三坂 輝さん 南区在勤 39歳
「応援したい」が原動力
○…自身が制作に携わるようになったのは2017年。出版社から独立した頃で、知り合いのデザイナーから編集者として誘われた。相模大野は学生時代に「行ったことがある」程度。取材を通じイベントが多く人や街に元気があることに魅力を感じ、制作にのめりこんだ。「店主から声を掛けてもらったり顔なじみが増えたりすることも嬉しかった」と語る。コロナ禍でも「続けることが大事」だと発行。「とにかく街を『応援したい』」という気持ちだった。「続けられて良かったな」と振り返る。
○…東京都練馬区出身。幼い頃から読書が好きだった。心に残るのは小学校高学年のときに図書館で借りた司馬遼太郎の「関ヶ原」。石田三成が合戦で負けても信念を貫く人物像は価値観にも影響した。「本に関わる仕事がしたい」と大学卒業後は出版社へ。金融や教育の本を制作した。
○…休日は図書館へ。働きながら年間100冊を読むことを目標としている。最近読んで面白かったのは瀬戸内寂聴が訳した「源氏物語」。五・七・五のリズムの大切さを知ったという。また、ギターを弾くことがリフレッシュ。「40歳になったらバンドを組みたい」と笑う。「まるごとオーノ」の制作以外にも書籍やウェブサイトなどへの執筆や編集も行っている。
○…「まるごとオーノ」のこれからの10年について「ページ数や発行の頻度を上げながら続けていきたい」と話す。読者との商品制作やSNSでの発信も構想中。「冊子を飛び越えた活動をしていきたい」と事業拡大に意欲的だ。自身の目標は本の仕事を増やすこととより多くの人と関わること。「屋形船を貸し切って忘年会ができるくらい人とのつながりを増やしたい」
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